文芸演出部

宮田 慶子みやた けいこ

プロフィール

入団年月 1980/4
出身地 東京都
経歴 学習院大学文学部国文学科中退
青年座研究所卒
血液  
生年月日 1957年
身長  
特技  

プロフィール

1957(昭和32)年生まれ。
学習院大学中退後、青年座研究所を経て、1980(昭和55)年劇団青年座(文芸部)入団。
1983年青年座スタジオ公演『ひといきといき』の作・演出でデビュー。『ブンナよ、木からおりてこい』、『セイムタイム・ネクストイヤー』の演出で注目を浴びる。骨組みの確かな、きめ細かい演出は、数多い女性演出家の中でも群を抜いて評価が高い。劇団青年座公演ほか、松竹、新国立劇場、ホリプロ、パルコ作品など創作劇、翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける。
 
『伝説の女優』『ペテン師と詐欺師』『紫式部ものがたり』他多数演出。
また演劇教育、日本各地での演劇振興、交流にも積極的に取り組んでいる。

新国立劇場演劇研修所長。

(社)日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。

2010年9月~2018年8月 新国立劇場演劇芸術監督。

主な受賞歴

平成2年文化庁芸術祭賞(『セイムタイム・ネクストイヤー』加藤健一事務所)
平成6年第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(『MOTHER』青年座)
平成9年第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(『フユヒコ』青年座)
平成10年度芸術選奨文部大臣新人賞(『ディアー・ライアー』新国立劇場)
平成13年第43回毎日芸術賞千田是也賞
平成13年第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞(『赤シャツ』青年座・『サラ』松竹・『悔しい女』青年座)
など。

主な演出作品

2023年 『金閣炎上』(水上勉=作)
2022年 『燐光のイルカたち』(ピンク地底人3号=作)
2019年 『DNA』(中村ノブアキ=作)
2018年 『砂塵のニケ』(長田育恵=作)
2017年 『わが兄の弟』(マキノノゾミ=作)
2016年 『フォーカード』(鈴木聡=作)
2014年 『地の乳房』(水上勉=作)
2013年 『横濱短篇ホテル』(マキノノゾミ=作)
2011年 『をんな善哉』(鈴木聡=作)
2009年 『千里眼の女』(齋藤雅文=作)
2005年 『妻と社長と九ちゃん』(鈴木聡=作)
2001年 『悔しい女』(土田英生=作)
2001年 『赤シャツ』(マキノノゾミ=作)
1997年 『フユヒコ』(マキノノゾミ=作)
1994年 『MOTHER』(マキノノゾミ=作)
1985年 『ブンナよ、木からおりてこい』(水上勉=作)
<以上、青年座>

2016年 『オーファンズ』(ライル・ケスラー=作)<ワタナベエンターテイメント>
2015年 『パッション』(S.ソンドハイム=作曲・作詞 J.ラパイン=台本)<新国立劇場>
2015年 『海の夫人』(ヘンリック・イプセン=作)<新国立劇場>
2014年 『三文オペラ』(ベルトルト・ブレヒト=作)<新国立劇場>
2014年 『永遠の一瞬』(ドナルド・マーグリーズ=作)<新国立劇場>
2013年 『ピグマリオン』(バーナード・ショー=作)<新国立劇場>
2013年 『真田十勇士』(中島かずき=脚本)<TBS>
2013年 『つく、きえる』(ローラント・シンメル・プフェニヒ=作)<新国立劇場>
2013年 『長い列の墓標』(福田善之=作)<新国立劇場>
2013年 『るつぼ』(アーサー・ミラー=作)<新国立劇場>
2012年 『負傷者16人』(エリアム・クライエム=作)<新国立劇場>
2011年 『朱雀家の滅亡』(三島由紀夫=作)<新国立劇場>
2011年 『おどくみ』(青木豪=作)<新国立劇場>
2011年 『わが町』(ソーントン・ワイルダー=作)<新国立劇場>
2010年 『ヘッダ・ガーブレル』(ヘンリック・イプセン=作)<新国立劇場>
2010年 『君と見る千の夢』(金子ありさ=脚本)<Quaras>
2009年 『最後の忠臣蔵』(池宮彰一郎=原作 金子成人=脚本)<明治座>
2009年 『ガブリエル・シャネル』(齊藤雅文=作)<松竹>
2009年 『トライアングル』(蓬莱竜太=脚本)<パルコ>
2009年 『グリーンフィンガーズ』(高平哲郎=脚本)<Quaras>
2008年 『元禄めおと合戦』(保戸田時子=原作 金子成人=脚本)<新歌舞伎座>
2008年 『帰り花』(霜康司=作)<劇団協議会>
2007年 『朱雀家の滅亡』(三島由紀夫=作)<あうるすぽっと>
2007年 『忘れられない人』(高平哲郎=翻訳・脚色)<フジテレビジョン>
2007年 『元禄光琳模様』(保戸田時子=作)<近松賞受賞作品上演実行委員会>
2006年 『紫式部ものがたり』(齋藤雅文=作)<松竹>
2006年 『LOVE 30』(サタケミキオ/三島ゆき/蓬莱竜太=作)<パルコ>
2006年 『ペテン師と詐欺師』(ジェフリー・レイン=脚本)<ホリプロ>
2006年 『東京原子核クラブ』(マキノノゾミ=作)<俳優座劇場プロデュース>
2006年 『妻をめとらば』(マキノノゾミ/鈴木哲也=脚本)<新歌舞伎座>
2005年 『屋上庭園/動員挿話』(岸田國士=作)<新国立劇場>
2005年 『グリマー・アンド・シャイン』(ウォーレン・ライト=作)<シアター21>
2004年 『ピッピ』(アストリッド・リンドグレーン=原作)<世田谷パブリックシアター他>
2004年 『謎の変奏曲』(エリック・E・シュミット=作)<松竹>
2003年 『セブンストーリーズ』(モーリス・パニッチ=作)<シアター21>
2003年 『ふたたびの恋』(野沢尚=原作・脚本)<パルコ>
2003年 『越路吹雪物語』(岩谷時子=原案 高平哲郎=脚本)<コマプロダクション>
2002年 『伝説の女優』(ジェームズ・カークウッド=作)<アトリエダンカン>
2002年 『エレファントマン』(バーナード・ポメランス=作)<ホリプロ>
2002年 『ノイズオフ』(マイケル・フレイン=作)<ホリプロ>
2002年 『おやすみの前に』(福島三郎=作)<パルコ>
2001年 『サラ』(ジョン・マレル=作)<松竹>
2000年 『パーフェクトディズ』(リズ・ロケット=作)<ホリプロ>
1999年 『かくて新年は』(森本薫=作)<新国立劇場>
1999年 『恋の三重奏』(アラン・エイクボーン=作)<松竹>
1998年 『ディア・ライアー』(ジェローム・キルティ=作)<新国立劇場>
1998年 『愛は謎の変奏曲』(エリック・E・シュミット=作)<松竹>
1990年 『セイムタイム・ネクストイヤー』(バーナード・スレイド=作)<加藤健一事務所>
など。

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