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なんとか芝居を繋いできた。2021年を終え、これが正直な感想だ。公演が出来たのは奇跡かもしれない。公演の度にどう対応するか。何度も話し合いを持った。それでも芝居をつくろうという思いは揺るがなか
った。

2021年は『シェアの法則』で始まった。作者は岩瀬晶子さん。演出は須藤黄英。新鮮な出会い。ひとのやさしさに癒された。5月『アルビオンー白亜の地イングランド』。『LOVE LOVE LOVE』に続くマイク・バートレットの刺激的な戯曲。最後まで苦労したがやりごたえのある作品だった。翻訳は小田島則子さん。演出は伊藤大。9月『ズベズダー荒野より宙へ―』。2020年コロナ禍での中止からの上演。野木萌葱さんが書き上げた膨大な戯曲を演出の黒岩亮がスピーディーな舞台に仕上げた。阿部一郎の美術が秀逸。久しぶりのスタジオ公演が実現した。スタジオ公演は座員の自主企画。「それぞれの真実〜福島と沖縄 朗読劇二題」。3組の夫婦による『ぼたん雪が舞うとき』(朗読編)と津嘉山正種ひとり語り『沖縄の魂〜瀬長亀次郎物語』。福島と沖縄が内包する日本の矛盾が胸に突き刺さる。『あるジョバンニとカムパネルラの物語』は若手の久留飛雄己と松田周が企画。若い俳優たちの思いが劇団の力になる。

そして2022年。1月『ある王妃の死』から始まる。作者はシライケイタ。2018年『安楽病棟』の脚色が青年座との出会い。今回は1895年「乙未事変」がテーマ。取り扱いが難しいテーマを勇気をもって舞台化する。演出は金澤菜乃英。韓国と日本を繋ぐ役割をドラマツルクとしてシム・ヂヨンさんが関わる。5月『夫婦レコード』。一昨年亡くなった中島淳彦さんが2004年青年座創立50周年記念公演として書き下ろしてくれた。オーディションにより新鮮な配役で上演に向かう。演出は初演と同じ黒岩亮。時期を置かず新劇交流プロジェクト『美しきものの伝説』が続く。これも2020年コロナで中止となった公演の上演。新劇団の底力をご覧いただきたい。そして9月『霧の中のイルカ』。作ピンク地底人3号。演出宮田慶子。まだご存じない方が多いと思うが新進気鋭の劇作家の挑戦的な戯曲にご期待頂きたい。『横濱短篇ホテル』が最後の旅に出、紀伊國屋ホールで最後を飾る。『明日―一九四五年八月八日・長崎』はこれから全国に旅立つ。演劇として伝えなければならない作品と考える。

まだまだ先が見えませんが、本年もよろしくお願い申し上げます。

森正敏(2022.1.1)


青年座の活動


劇団青年座は「創作劇の上演」を趣意書に謳い、1954年5月1日森塚敏、東恵美子、成瀬昌彦、天野創治郎、土方弘、中台祥浩、初井言榮、山岡久乃、氏家慎子、関弘子、ら十人の俳優によって結成いたしました。同年12月17日俳優座劇場で椎名麟三作『第三の証言』をもって第一回公演をおこない、以後、矢代静一(『写楽考』他)、八木柊一郎(『国境のある家』他)、宮本研(『からゆきさん』他)、水上勉(『ブンナよ、木からおりてこい』他)ら多くの劇作家と共に数々の創作劇を上演してきました。

1994年の創立四拾周年以降はマキノノゾミ(『横濱短篇ホテル』他)、永井愛(『見よ、飛行機の高く飛べるを』他)、鈴木聡(『をんな善哉』他)、最近では長田育恵(『砂塵のニケ』)、シライケイタ(『安楽病棟』)、瀬戸山美咲(『残り火』)、中村ノブアキ(『DNA』)、松田正隆(『東京ストーリー』)、松本哲也(『ありがとサンキュー!』)、岩瀬晶子(『シェアの法則』)と現代演劇を代表する劇作家の新作を次々と上演、また『明日−1945年8月8日・長崎−』(井上光晴原作、小松幹生脚色)、『ブルーストッキングの女たち』(宮本研作)など繰り返し上演すべき作品を組み込み、重層的な公演活動を行っています。

また2012年からはポリー・ステナム作『THAT FACE〜その顔』、マイク・バートレット作『LOVE, LOVE, LOVE』など、海外の現代戯曲にも積極的に取り組み、2019年上演の『SWEAT スウェット』(リン・ノッテージ作)では高い評価をいただきました。

東京での本公演の他、全国の市民劇場・演劇鑑賞会でのロングラン公演、新劇交流プロジェクト公演(『その人を知らず』)など、劇団の枠を超えた交流など多彩な演劇活動を展開しています。

一方、現代演劇の未来を担う俳優・スタッフの養成を目的とし、1975年より青年座研究所(2年制)をスタートさせ多くの人材を輩出してきました。2021年も本科・実習科で多くの研究生が学びます。

さらに青年座映画放送株式会社を通し、所属俳優・スタッフの舞台・テレビ・ラジオ・映画出演、演出のマネージメントを行い、日本の現代演劇・エンターテイメントの発展に大きく貢献しています。


受賞

1968年 第23回芸術祭奨励賞(『禿の女歌手』の成果に対して)
1968年 第3回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1971年 第6回紀伊國屋演劇賞団体賞(年間の公演活動に対して)
1973年 第28回芸術祭優秀賞(『三文オペラ』の成果に対して)
1979年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1979年 厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1980年 第34回芸術祭優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1981年 第35回芸術祭大賞(「五人の作家による連続公演の企画・制作」)
1985年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
    厚生省児童福祉文化賞(『ブンナよ、木からおりてこい』)
1987年 第42回芸術祭芸術祭賞(『国境のある家」の成果に対して)
1990年 平成元年度芸術祭芸術祭賞(『盟三五大切」の成果に対して)
1997年 第31回紀伊國屋演劇賞団体賞
    (『三文オペラ』『審判』『ベクター』などの舞台成果に対して)
1998年 第5回読売演劇賞優秀作品賞(『フユヒコ』の舞台成果に対して)
1998年 第52回芸術祭大賞(『見よ、飛行機の高く飛べるを』の成果に対して)

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